
15年前、とあるクリエイトを通じて出会ったという二人。「腐れ縁」「尊敬」「親友」互いの距離感をそんな風に表現する。二人が対峙したとき、照れ交じりの緩やかな空気と、これから切り合いでもするかのような覚悟を孕んだ鋭角な気配が流れた。異なるフィールドで活動をする二人が綴る言葉は、まるで予定調和でも存在していたかのように小気味よく応酬されていく。

テレビの向こうで観るスーパー・ササダンゴ・マシン氏から、ある種、福祉職に似た“優しさ”を感じていた。その言動や態度、大きな体から滲み出る気配は単に人を惹きつけるだけではなく、安心や和みを感じさせてくれる。それはどうやって身についたものなのか?お話を聞くうちにその背景が見えてきた。その言葉には福祉が射程に置くべきヒントが隠されている。

言葉を武器にしながら、そのコトバについて悩み、考え、試行錯誤を繰り返している二人だからこそたどり着いた到達地点。言葉の重みやそれに対する責任。自らが発する言葉というものへの態度や覚悟を垣間見ることができる対談となった。